我慢度を下げ家庭の円満を保つ方法

女性の社会進出が著しい世の中になったが、いったん結婚してしまうと、どうも仕事を持つ女性は男性に比べて我慢する割合が多いのではないかという声があちらこちらから聞こえてくるようである。

その理由はというと、男性と同じように朝から晩まで働いているのに、家庭における家事は決して同じというわけではない、というものだ。

「そりゃあ、俺らの方が残業で遅くなるんだし、第一稼ぎが違うでしょ。」という男性からの反論もありそうだが、やがて子供が生まれ育児も肩にかかってくるとなると、「外で働いている方がよっぽど楽でいいわよね。」ということになり、試しに1日ママになった男性は「そうかも。」とやっとそこで妻の負担に気がつくのである。

では家庭円満の秘訣とは何なのであろうか。
それは、妻は我慢をしないで時として不満をぶちまけ、リフレッシュすること。そして夫は妻なのだから、母なのだから家事や育児をやって当然と思わずに「ありがとう」の気持ちを声に出していうことだ。大抵の女性はこの「ありがとう」の言葉で明日も家事がんばろうっと、と思えてしまうものなのではないだろうか。何故なら彼女たちにとって大切なのは、ちゃんと認めてもらっているということなのだから。

世の中の男性諸君、「ありがとう」の安売りをしてみてはどうだろう。
それで家庭の円満が保てるのならば、それほど難しいことではあるまい。言わなくてもわかってくれているはず、というのは間違いなのだ。言葉に出すことで初めて相手に自分の気持ちをわかってもらえるのだ。